自宅で手軽にできる骨盤エクササイズ

骨盤エクササイズは、普段の姿勢・くせ・しぐさの問題、運動不足、出産などにより生じた骨盤の歪み(ゆがみ)を矯正する運動のことです。骨盤ストレッチともいいます。
骨盤の歪みを放置しておくと基礎代謝の低下を招き、結果、脂肪が蓄積されやすい体質へと悪化する可能性が高くなります。
また、浮腫みや、産後太りの原因ともなりかねません。
歪みを矯正するために大切な事は、自分の骨盤がどのように、どのくらい歪み、あるいは開いているのかを確認し、適切な方法でストレッチをすることが重要になります。

ではまず具体的に自分の骨盤がどのように歪んでいるかチェックしてみましょう。

1、まず、ビニールテープを床に〇の形にして張ります。大きさは肩幅くらいです。

2、次に目をつぶり、片足でケンケンします。

ここで目を開け、自分の枠内からどの方角にどれだけ離れているかで骨盤の歪み具合がわかります。
前後に移動したら自分の骨盤が前後いずれかにずれている可能性があることがわかります。
左右に移動したなら左右いずれかにずれている可能性があります。
自分が回転した場合、時計回り、反時計回りのいずれかにずれている可能性があります。
骨盤の歪み具合をしっかりと認識し、それに適した運動をしていきます。

では実際にエクササイズをしていきましょう。

1、前後の場合
前後の場合は「ショルダーブリッチ」という方法が適しています。
まず仰向けに横になり、足の裏を地面につけます。腕は胸あたりに組みます。これで準備完了です。
ここで腰を上に突き出す様に持ち上げます。そしてまた地面に着け、これを1日20回しましょう。
お尻も引き締まり、見た目もよくなります。

2、左右の場合
左右の場合は「腰回し」という方法を使います。
まず普通に立ち、腕を腰に当て、ぐるぐると回します。これを時計回り、反時計回りにそれぞれ1日20回しましょう。
これはお料理の途中等、気が向いたときすぐできます。

3、自分が回転した場合
この場合は「腰ねじり」という方法を使います。
まず普通に立ち、つま先を前に向けます。この状態を維持しながらぐ~っと後ろを向くようにします。
左右交互に1日10回、ゆっくりとやりましょう。
壁に手をついてやると足が安定してやりやすくなります。

以上が骨盤エクササイズです。

上体起こしや、スクワット等の筋トレも効果がありますのでエクササイズと並列してやるのもおすすめです。

毎日無理せず続けていきましょう。


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