産後太りの解消のために毎日運動を続けていきたいと思いつつも、産後は赤ちゃんの世話に追われてしまい、なかなかダイエットをする暇がないという人も多いでしょう。
そんな時は日常生活の中にダイエットを取り入れる「ながらダイエット」として、赤ちゃんを抱っこしながら産後ダイエットをしてみるようにしましょう。
赤ちゃん抱っこをしてのダイエットであれば赤ちゃんとのスキンシップにもなり、スキンシップは親子関係のためにとっても大切なものですので一石二鳥です。
赤ちゃんを抱っこしたまま出来る運動は色々とありますが、まず自宅で手軽にできる簡単なエクササイズ、ストレッチや、外に出てウォーキングをするのがよいでしょう。
赤ちゃん抱っこしながら家の中でできるエクササイズ!
まずは家の中で簡単にできるエクササイズを紹介します。
赤ちゃんを抱っこしながら手軽にできるというのがポイントで、1日何回と決めつけて行うのではなく、スキマ時間に気が向いたら行うといったスタイルのほうが長続きします。
どのストレッチも赤ちゃんを抱いたまま行うため、最低でも産後1ヶ月以上経過してから行うようにしましょう。
まずは簡単 かかとの上げ下げ
<出典 : http://spotlight-media.jp/article/201594511228042225>
まずはどこでも手軽にできる簡単なエクササイズとして、赤ちゃんを抱っこしながらかかとの上げ下げを紹介します。
ふくらはぎが鍛えられ、下半身の引き締めや代謝アップ、血行促進に効果があります。
手順としては、
- 赤ちゃんを抱っこしたまま両足を肩幅に開いて立ち、つま先をやや外側に向けます。
- 息を吐きながらゆっくりとかかとを上に上げます。
- その状態で5秒間静止します。
- 息を吸いながら体を元の姿勢に戻します。
かかとを上げたときに体のバランスを崩さないように注意しましょう。
5秒間の静止を無理に意識せず、赤ちゃんを抱っこしているときに気が向いたらちょくちょく行うと良いでしょう。
下半身を引き締めるスクワット
下半身の引き締めを狙ったダイエットとしてはスクワットがおすすめです。
赤ちゃんの重さが加わり、普通のスクワットよりも脂肪燃焼効果がアップするだけでなく、ゆっくり上下の動きをすることで赤ちゃんも喜んでくれます。
手順としては、
- 赤ちゃんを抱っこしたまま両足を肩幅に開いて立ち、つま先をやや外側に向けます。
- 息を吐きながらゆっくりと腰を下ろしていきます。背筋は伸ばしたままで、お尻を突き出さないようにすることがポイントです。
- 産後の負担がかからないよう、膝を少し曲げたらその状態で5秒間静止します。慣れてきたら膝を直角まで曲げても大丈夫です。
- 5秒後、息を吸いながら体を元の姿勢に戻します。
スクワットの際は常に体を芯をまっすぐにすることを心掛けましょう。
赤ちゃんを抱いたまま膝を深く曲げると産後の体に相当の負担がかかってしまいますので、慣れるまでは膝の曲げは少しだけでかまいません。
これを続けることで脂肪燃焼だけでなく、骨盤のゆるみにも効果があり、下半身が引き締まってきます。
抱っこしながら腰回し
ウエストの引き締めるためのダイエットとして、赤ちゃんを抱っこしながらの腰回しが良いでしょう。
赤ちゃんにとっても、ゆっくりと空中を回転することで、空間認知能力を高める効果があります。
手順としては、
- 赤ちゃんを抱っこしたまま両足を肩幅に開いて立ち、つま先をまっすぐ正面に向けます。視線は赤ちゃんと合わせます。
- 息を吐きながらゆっくりと腰から上の上半身を右にひねっていきます。
- 息を吸いながらゆっくりと体を正面に戻します。
- 次に反対側も同じ動作を繰り返します。
赤ちゃんを見つめ、たまに声をかけながら行うと良いでしょう。
ウエストの引き締めの他、骨盤回りの筋肉がつき、骨盤の歪みを解消する効果もあります。
抱っこウォーキングで簡単ダイエット!
産後2ヶ月程度が経過し、外を歩くことが出来るようになればウォーキングを始めてみましょう。
抱っこウォーキングは、骨盤が整い、下半身が引き締まる、カロリーを消費することができる、姿勢がよくなる、などの効果が期待されます。
抱っこ紐などで赤ちゃんをサポートした状態で、20分から30分ほど外を歩いてみましょう。
赤ちゃんを抱っこした状態でウォーキングをすると、普通のウォーキングよりかなり体に負荷がかかります。
また、赤ちゃんをしっかり抱いてあげるためには背筋をのばす必要もあるので、とても良い姿勢で歩くことが出来るのです。
赤ちゃんに話しかけたり、外の景色を見たりしながら歩くことが出来るので、よい気分転換にもなるでしょう。
注意点として、ウォーキングを行う場合は、前後のストレッチと水分補給を忘れないようにします。
また熱中症などを防ぐため、夏など気温が高い日は避けるようにしましょう。
赤ちゃん抱っこに欠かせないのが抱っこひも
ここまで赤ちゃん抱っこでの「ながらダイエット」の方法を紹介してきましたが、抱っこダイエットをする上で是非あったら良いのが「抱っこひも」です。
抱っこ紐は赤ちゃんを少ない負担で安全に抱っこすることができるアイテムで、赤ちゃんをあやすとき、寝かしつけるときなどにも重宝します。
特に赤ちゃん抱っこでウォーキングをする時は、抱っこひもによって赤ちゃんをしっかりとサポートしながら歩きましょう。
おすすめとして、「エルゴベビーキャリア」という抱っこひもを紹介しておきます。
「エルゴベビーキャリア」の特徴としては、
- 可愛いデザインが好評で15種類以上の中から気に入ったものを選べる。
- 撥水加工仕様の外生地が雨、風から赤ちゃんを守る。
- 「おんぶ」「タテ対面抱っこ」「ななめ対面抱っこ」の3種類の使い方が可能。
- 機能の割に価格が安く、コストパフォーマンスが良い。
- 安心の1年保証付き
などがあり、ダイエットを考えている産後ママの間で人気商品となっています。
産後なかなかダイエットの時間が取れず、赤ちゃんを一緒に抱っこダイエットを考えている方は、抱っこひもを一度試してみてください。