カラオケボックスでダイエット
ダイエットの方法の一つとして、カラオケボックスで歌うことでカロリーを消費するという方法があります。
ダイエットの知識として欠かせないのが「基礎代謝」です。
基礎代謝とは、呼吸や体温調整等、私たち人間や動物の生命を維持するために使われるエネルギーのことを指します。
基礎代謝量が大きいと(エネルギーの必要量)自然にカロリーが消費され、太りにくくなります。また、基礎代謝量が少ないとカロリーはあまり消費されなくなり、太りやすい体質になります。
カラオケボックスでダイエットができる理由は2つあります。
一つが「呼吸」にあります。ですが、ただ普通の呼吸とは違って、「腹式呼吸」という少し別の呼吸です。
「腹式呼吸」とは普段私たちが使っている呼吸とは違い、お腹にある、横隔膜を大きくふくらますことによる呼吸です。「腹式呼吸」をすると内臓の血液の流れがよくなり、内臓の働きが活発化することになります。つまり内臓自身も大きなエネルギーが必要になります。そして活性化された内臓は効率よく私たちが摂取した食べ物をエネルギーに変え、エネルギーは筋肉や内臓へと流れ、脂肪を溜めにくい体質へと誘います。太る原因は基礎代謝が低い、つまり内臓の働きが弱いのに食べるから太ると言い換えることもできます。
カラオケボックスでは声が大きくなります。声を大きく出すためには空気を大きく吸う必要がありますので自然と呼吸が腹式呼吸となります。先ほど述べたように、腹式呼吸をすることによって内臓の働きがよくなるからカラオケボックスで歌うことはダイエットにつながるのです。
もう一つの理由は上記とは少し違います。
それは、精神的に充実するからです。上に述べたような生物学的なこととは少し対照的ですが、この精神面の方も重要です。
人間は一曲でも大きな声を出すことにより、大きなエネルギーを使うことは述べました。そしてこの時、脳内ではドーパミンやセロトニンという脳内物質が出ます。これらは人間があらゆる活動(内臓の働き等の物理的動作や思考等の情報的、抽象的動作も含む)をするための根源となる物質です。これらが分泌すると人間はストレスが発散され、精神的に豊かになります。
カラオケボックスでストレスが発散するのはこれらドーパミンやセロトニンのおかげです。
ストレスがたまると、人の食欲が増えます。なぜなら食後の満足感でストレスを発散するためです。
精神面が豊かになるとストレスが溜まらないので自然と食欲は収まり、痩せることができます。