産後ダイエットにピラティスも有効

ピラティスとヨガの違いとは

ヨガとならんで最近人気が高いのはピラティスです。ピラティスは昔、戦争で負傷した兵士のリハビリの為に発案されたもので、精神と肉体を同時に鍛えることで疲れにくいしなやかな肉体を得るものです。

ヨガは呼吸やストレッチを中心としたリラクゼーションの位置づけが強く、ストレスを始め精神的なうつの症状を改善するなどの効果が期待できるものとなっているのに対し、ピラティスは基本的には解剖学を基本にしたトレーニングで、細部の筋肉に刺激を与え、身体的な機能を促すという性質があります。

そのため、トレーニングとしての側面が顕著になることが多いのです。それ故に、筋肉を強化する事も可能で、正しい骨格を維持しながら、身体のコアの部分の筋肉であるインターマッスルを鍛え、身体バランスを正常に整える効果に優れたものなのです。

産後ピラティスのやり方

ピラティスにも色々な方法がありますが、まず、産後に気になるウエストを引き締めるピラティスです。

・床に仰向けに寝て膝を90°曲げた状態で足を上げます。
・片方の足を両手で持って引き寄せ、もう片方の足を床から見て斜め45°にピンと伸ばします。
・息を吐きながら頭をゆっくりと上げていき、両手で持っている方の膝と近づけます。(これが辛い場合は頭は下ろしたままでも構いません)
・息を吸いながら左右の足を入れ替え、伸ばしていた方の膝を曲げて両手で持ち、曲げていた方の足を斜め45°に伸ばします。
・これをリズミカルに10回程度繰り返します。

次に骨盤を引き締めるピラティスです。

・床に仰向けに寝て膝を曲げます。
・そのままの状態でお尻を高く上げます。
・骨盤を意識しながらゆっくりと骨盤を捻るように回します。(左右の骨盤を互い違いに上下に運動させる感覚です)これを数回行います。
・次にお尻をゆっくり上下します。このときお尻を床につけないようにします。これも数回行います。
・これらの動作を交互に10回程度繰り返します。

ピラティスは姿勢が重要となり、正しいフォームで行うことによって、ウエストや骨盤の矯正効果が高まります。動画がビデオなどがあればそれらを見ながらやると良いでしょう。

ピラティスはインナーマッスルを鍛えることで、骨盤の高さが違うなどといった体の歪みを直してくれるため、無駄な脂肪が付きにくくなります。また、インナーマッスルが付いてくると基礎代謝が上がり、脂肪の燃焼が早くなるという効果もあります。

ピラティスもやはり長く続けることが一番大切です。毎日の時間は少なくても良いので隙間時間などを利用して毎日の日課にすることを目指しましょう。


サブコンテンツ

このページの先頭へ