産後ダイエット中の食事のポイントは
栄養バランスのよい食事を心がけよう
子供を丈夫に健康で産むために妊娠中は栄養過多な食生活をおくります。子供に栄養満点の羊水のベットを与え、へその緒から栄養を大量に送り込むには母親は栄養過多な食生活を送ることが大前提なのです。
そして無事に子供が生まれて授乳を始めた後も、栄養満点の母乳を作る上で栄養価の高い食事をすることは非常に大事です。生まれた赤ちゃんは母乳によって免疫力や抵抗力を高め、ウィルスや細菌に侵されない丈夫な体を作るのです。
このように、産後の時期というのは授乳の時期や子育ての時期とも重なることから、過激なダイエットをするわけにもいきません。無理して痩せようとすると赤ちゃんにとって大切な母乳が出なくなったり、体調を崩してしまいます。
産後の減量については書籍も多数出版されており、レシピも豊富に存在します。インターネット上では実際に産後の減量に成功した女性たちの口コミが紹介されているほどで、大変参考になります。
産後の母体から健康な母乳を作り出すためにはタンパク質、カルシウム、ビタミン、ミネラル、食物繊維、炭水化物もバランスよく摂取する必要があります。
まず一日3食は絶対に食べましょう。さらに、栄養のある食べ物をきちんと食べることです。バランスがよいのはやっぱり和食です。味付けも塩分の取り過ぎにならないよう薄味を心がけることに留意する必要があります。
玄米などは食物繊維が豊富に含まれているので試してみてもよいかもしれません。また主菜は魚料理中心を心がけましょう。肉が食べたい場合は、カロリーや油分の少ない鶏ささみや、ビタミンが豊富な豚肉を食べるとよいでしょう。
高タンパクの食品の代表例が大豆類です。豆腐は毎日食べたいほど良質なタンパク質を含み、低カロリーなので積極的に口にしたい食品です。
ミネラルが多く含まれるのが海藻です。サラダなどで食べる場合ドレッシングには注意しましょう。貝類はマグネシウムが含まれており脂肪の燃焼を助ける効果があります。
間食はなるべく避けること!
間食についてはできるだけ避けましょう。
ケーキやジュースなどの甘いものは高カロリーです。スナック類などもできるだけ避けるようにすることが大切です。菓子パンなどを食べるのも控えた方が良さそうです。菓子パンは多いもので1個300kcal以上を摂取してしまいます。
どうしてもお腹がすいたら自然なものを口にしましょう。まだまだ体力の回復には至っていないので、ミネラルが豊富なドライフルーツやナッツ類等を少しだけ口にすると良いです。
また、間食代わりに酵素ドリンクを飲むと空腹感が軽減され、かつバランスの良い栄養素を取り入れることができるのでおすすめです。
まだ体調がすぐれない場合には無理にダイエットを始めるのではなく、体調が落ち着いてからスタートしても問題ありません。
特に食欲が極端にない場合などは体調が不安定であり、まだ産後ダイエットができる時期ではないので注意が必要です。