ふくらはぎが太くなる原因として挙げられるのがむくみです。

妊娠中から産後の女性の体は特に水分を溜め込みやすく、体の中の水分バランスが崩れます。

また大きくなったお腹が下半身を圧迫する為、運動不足に繋がり普段気にならない人も脚のむくみを感じることが多いでしょう。

ふくらはぎが太くなると、冬にはブーツが履けなくなる、体重が戻ってもふくらはぎだけ太く目立つと言った見た目の悩みに繋がります。

産後の辛いむくみの症状の改善にはマッサージを行うと効果的です。

マッサージとは下半身に滞りがちな老廃物をリンパ節に流しやすくします。

その時血流もアップするので冷えからくるむくみにも有効です。

マッサージを始める前にまずはリンパ節をほぐしましょう。

リンパ節とは体の老廃物が流れている所で、この部分が滞ると全身の水分代謝がうまく働かなくなります。

ふくらはぎを細くするのに有効なリンパ節は膝の後ろと踝の周りにあります。

この部分を揉むようにほぐします。

次に手の平をふくらはぎに密着させ、足首から膝裏のリンパ節に向かって持ち上げるように滑らせます。

この時人差し指に力をいれ、ふくらはぎの真ん中を意識して行うと効果的です。

新陳代謝をアップさせたい人は湯船につかりながら足の裏を押すだけでも血流が心臓に押し返すのを助ける役割を果たします。

また産後運動不足と感じている人はエクササイズで引き締めましょう。

脚を揃えて立ちます。

そのままつま先立ちと交互に上げ下げを行い、元に戻ります。

家事をしながら、ドライヤーで髪の毛を乾かしながらなど生活の中に取り入れやすいのも魅力です。

慣れてきたら階段など段差の上に立ち、踵が浮いた状態を保ちながら行いましょう。

スクワットと合わせて行うのも良いでしょう。

肩幅に脚を開き、膝を曲げた状態で踵だけをつま先立ちで静止します。

この時お尻が出ないように姿勢をまっすぐ保つことを意識しましょう。

太ももは曲げた時に直線なるよう意識します。

最初はきついですが慣れると回数もこなせるようになります。

片足で立ち、お尻の方に脚をゆっくりと曲げます。

膝は90度以上曲げないようにしましょう。

その状態から脚を降ろします。

脚は床に着く前に戻します。

ゆっくり行うことで筋肉に負荷がかかり効果が出やすくなります。

脚の裏の筋肉を意識しながらこれを繰り返し回数を増やして行きます。

反対の脚も同様に行います。

最初から沢山色々なことをやらずに無理せず続けましょう。