産後ダイエットにヨガが有効

ヨガは自宅で手軽にできるダイエット

産後のヨガは自宅で空いた時間にできる手軽なダイエットとしておすすめします。ヨガの瞑想や呼吸法を行うことで、肉体的や精神的なストレスをやわらげたり、腰痛や骨盤痛、むくみなどの不快症状を改善、予防することができます。

ヨガの呼吸法には腹式呼吸が取り入れられています。現代の女性の日常的な呼吸法は、胸式呼吸という胸郭の肋間筋を動かすものが無意識に行われている場合がほとんどです。

胸式呼吸は呼吸が浅いのに比べ、横隔膜を動かして行う腹式呼吸は非常に深い呼吸であり、さまざまな効果が得られるといわれています。深い呼吸を行い、体内にたくさんの酸素が体中にいきわたることで、栄養の吸収促進や、腸の蠕動運動活性化による便秘の解消、体脂肪燃焼促進など、ダイエットに効果的な体をつくることができます。また、深い呼吸は自律神経を整えてリラックスさせたり、ストレス解消にも効くと言われています。

産後ヨガのやり方

産後のヨガのやり方として、まずどんな体勢でもできる呼吸法を覚えましょう。

・ゆっくりと息を鼻から吸います。
・息を吸うときには同時にお腹をゆっくりと膨らませます。
・吸った空気を口からはき、はくと同時にお腹をへこませて、残った息をすべて出し切ります。

この呼吸法はどんな場所でも簡単に行うことができます。また姿勢は選ばず、立っていても座っていても行うことができるため、産後の赤ちゃんの世話で忙しい母親にとっては手軽で簡単に行えるダイエット法であると言えます。赤ちゃんと添い寝をしながら行っても良いでしょう。

続いてヨガのポーズです。ヨガには簡単なものから難しいものまでさまざまなポーズがありますが、産後は疲れが溜まっており、体力も落ちている状態なので、無理がない簡単なものを行うと良いでしょう。

簡単なものとしては、膝を伸ばす、体側伸ばし、三角、三日月、合掌、牛の顔、英雄のポーズなどが挙げられます。呼吸を意識してリラックスしながらゆっくりと動くようにすると、無理なく効果的に行うことができます。またヨガは家の中などの狭い場所でもできますし、家事や子育ての合間に簡単に行うことができるというのも魅力の一つです。

このように、ヨガは産後のダイエットに効果的であると言えますが、ダイエット基本となるのは、バランスの良い食事と運動を組み合わせることです。そのため、低カロリーでバランスのとれた食事を心がけながら、心身ともにリラックスした状態で無理なく続けることが大切です。


サブコンテンツ

このページの先頭へ